【自己紹介】筆者とプロジェクトマネジメント

経歴

2011年に新卒でITベンダーに入社し、パッケージソフトウェアを導入する部門に配属されました。

プロジェクトメンバーとして、顧客QA対応や変更管理票の作成といった業務から、開発チームでのパッケージ仕様の検討およびテストの実施といったエンジニア業務まで幅広く活動してパッケージ知識を得たのち、新卒2年目からはプロジェクトリードとして顧客企業へのパッケージソフトウェア導入プロジェクトに参画しました。

また、新規技術を用いた業務システムの企画・提案をし、顧客企業に採用、導入プロジェクトまで一気通貫で担当しました。

2016年に外資系クラウドベンダーへ転職し、プロジェクトマネージャーとしてグローバルチームで顧客のクラウド化を支援するプロジェクトを進めています。

2018年、PMPを取得しました。

なぜサイトを作成しようと思ったか

パッケージビジネスは受託開発と違い、各顧客に導入するソフトウェアのベースは同じものです。顧客の置かれているビジネス状況や既存のシステム等で、コンフィグレーションの仕方やカスタム開発の大小は変わってきますが、基本的なスタートラインはある程度揃っています。

しかし、ある顧客のプロジェクトでは成功裏に完結できたのに、別の顧客のプロジェクトでは大炎上し、スケジュール遅延やレッドプロジェクト化するということが往々にしてあります。

キャリアをスタートした時からパッケージビジネスに携わってきて、こうした事例の数々を見ることによって、プロジェクトの成功の要因は、技術の差だけではないということに気づきました。

一般的に、プロジェクトマネジメントは軽視されがちです。

「エンジニアとして大成しなかった / 限界を迎えた人が担う役割」

「誰が担当しても結果は変わらない誰にでもできる仕事」

「多重請負ピラミッドの上部で中抜きをしている」など・・・

 

しかし、本来プロジェクトマネジメントは、プロジェクトの成功確率を上げるための高度な知的活動であるはずです。

古くはピラミッド建設から現代の巨大システムに至るまで、多くの人員で大きなものを作り上げるためには、個人の直感だけではなく、物事を円滑に進めるためのナレッジが必要です。それを体系的にまとめたものが

Project Management Body of Knowledge (PMBOK)

であり、

その知識をプロジェクトメンバーと共有することがプロジェクト成功に寄与すると考えています。

 

本サイトの発信内容

本サイトでは世の中のプロジェクト成功確率を上げることに貢献するべく、以下の情報を発信します。

  • PMBOKガイドに記載された内容で理解しにくい部分の解説
  • PMPの資格取得のための情報
  • 自身のプロジェクト運営の経験で得られたビジネススキル

 

サイト名について

学生時代から武道に取り組んでいるためこのサイト名称にしました。

プロジェクトマネジメントも武道も、知識と実践だけでなく人間性が求められる点が共通していると日々実感しています。