グローバルチームで働くときには英語でコミュニケーションを取ります。プロジェクトメンバーには英語がネイティブの人も、非ネイティブの人もいます。
そんなメンバーとのコミュニケーションをとる中でよく使う英語フレーズを8個挙げてみました。
帰国子女の方などにとっては当たり前の言い回しかもしれませんが、筆者は学校では習った覚えがなかったので、筆者のように純ドメで英語を勉強している方には役に立つかと思います。
「日本人は英語ができない」というのは多くの欧米人が認識している現実です。逆に、ちょっと気の利いた言い回しが言えるだけで「こいつは典型的日本人とは一味違うぞ」という印象を持たせられるので、その後のコミュニケーションが円滑になります。
Please let me know if you have any questions.
英文:Please let me know if you have any questions.
意味:分からないことがあったらおっしゃってください。
何かを依頼するメールの最後にこの一言を使います。派生として
- Please let me know if you have any concerns.
- Do not hesitate to ask me if you have any questions.
といった言い回しもあります。
ネイティブの人も使うフレーズですが、このコメントを真に受けて質問すると、I don't know.と返ってくることもあります。
Apologies for late reply.
英文:Apologies for late reply.
意味:返信が遅くなりすみません。
よく、欧米の人は謝らないとかメールの返信をしない、などというまことしやかな噂がありますが、返すべきメールにはきちんと返してくれます。
返信が遅くなった場合はApologyもあります。
ただこのフレーズは日本人が使っているのを見るのが圧倒的に多いです。
Have a good rest of the day.
英文:Have a good rest of the day.
意味:良い一日を!
会話で使うフレーズです。テレカンの最後、電話を切るときにこのフレーズを使います。
日本の遅い時間(夕方~夜)にテレカンをすると、ヨーロッパやアメリカはまだWorking Hourなので、”Good night!" だとおかしなことになります。そんんなときこのフレーズがしっくりします。
金曜日だと
- Have a nice weekend.
を使ったりもします。
Let me explain~
英文:Let me explain~
意味:~について説明します。
「~について説明します」を英語で直訳すると、"I will explain ~"なのですが、これだとあまりに教科書調になるようで、
"Let me explain ~"
を使うように教わりました。
explainだけでなく、自分がこれからする動作についてはlet meを使う方が良さそうということも学びました。
Could you please ~ ?
英文:Could you please~
意味:~していただけますか。
よその部署の人に依頼するときなど、丁寧に作業を依頼するときに使います。
Could you please execute the patching script for the test environment?
など。
Thank you for ~
英文: Thank you for ~
意味:~していただきありがとうございます。
依頼した作業を実施してもらった際の返答として冒頭に使います。
Hi John,
Thank you for executing the script.
※ for の後ろは名詞が来ますので、作業の感謝を示す場合は動詞にingを付けて動名詞にします。
With thanks,
同僚に送るメールの末尾に使います。
メールの末尾といえば、
Best regards,
を使うと教科書で習いましたが、社内の同僚に送るメールとしては形式ばっているので、少しカジュアルに
With thanks,
を使うことが多いです。
派生として、
- Thank you,
- Thanks,
も使います。
Finger crossed!
英語では「よろしくお願いいたします。」にぴったり対応するフレーズはないですが、作業を依頼した時に、うまくいくようにという願いを込めてこのフレーズを使います。グッドラック的な意味合いも含まれています。
ちなみにこのフレーズは絵文字にもなっていたりもします。
Finger Crossed Emoji
https://emojipedia.org/hand-with-index-and-middle-fingers-crossed/
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最後に
帰国子女や留学経験のある人にとってはなじみのあるフレーズばかりだったでしょうか。
筆者のような純ドメ英語学習者にとっては意外と盲点となる言い回しだと思いますので、ぜひ英語話者とのコミュニケーションで使ってみてください。
筆者の英語の学習方法についてはこちらの記事にまとめたので、あわせてご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。